ダービー卿CT見解。

かつては僕の大好きなモーリスがこのレースをステップに一躍マイル王に駆け上がった舞台、ダービー卿チャレンジトロフィー。

今年はこれといった上がり馬も見当たらず、ハンデ戦のG3を象徴するようなメンバー構成で行われるようですね。

そんなイマイチときめきに欠ける

ダービー卿CTの見解になります。

今週から中山の芝はBコース。

2回中山開幕週から先週に渡り5週続いたAコース、途中外差し馬場になりつつある傾向を見せるも、先週の日経賞を含め、殆どの重賞レースが内を回った先行馬が勝ち負けするといった結果になった中山の芝Aコース。

今週からBコースになるという事はつまり、より一層内を回る馬が有利になるはずです。

このレースも決め手はあるけど不器用な差し馬より、機動力と器用さを持ち合わせた中山向きの馬を積極的に狙っていきたい。

本命はとりあえず

◎ボンセルヴィーソにしておきます。

言わずと知れたしぶとい先行力が魅力の中山巧者。

若駒の頃は主張出来ないと持ち味が生きなかったけど、気性の成長と共に好位からの競馬が身につき、人気にならずもしぶとく馬券に絡む複勝馬。

それだけになかなか勝ちきれないけど、前走は久しぶりの勝利。

今回も決め手不足は否めないけど、好枠で前走から1キロの斤量減なら今の中山の馬場の恩恵を最も受けそうな馬な気がします。

対抗は○カイザーミノルにしておきます。

こちらはそれなりに決め手のある先行馬、休み明けで久々の右回りで割引材料が多いけど、立ち回りが上手い馬なので、今の中山の馬場は合いそう。

問題は鞍上の親子忖度。

隣りの枠の武史が好発を決めたら、脱力騎乗する可能性が否めないので、ダーリントンホールには絶対に出遅れて頂きたい。笑

▲はグラティアスにしておきます。

強い明け4歳世代で昨年の皐月賞6着馬。

この馬は◎○とは違い荒削りでレースセンスに欠ける危険な人気馬。

前走1番人気で出遅れて完全に終わったと思うも強烈な決め手で僅差の5着まで追い込んできた。

今回も出遅れる可能性は高いけど、行き脚がついたら勝ち負け濃厚な実力馬なので軽視は出来ないけど、本命にも出来ない厄介な馬。

パドック次第の気配次第では切るかもしれません。

△はインテンスライトとギルテッドミラー。

インテンスライトは立ち回りの上手い中山巧者で再度好枠を引き斤量は3キロ減の大恩恵を授かる。

問題は昇級による横の比較と上昇度。

6歳馬ゆえに大きな上積みは期待出来ないけど、馬格のある馬なので54キロで内枠なら勝ち負け出来ても不思議では無い。

ギルテッドミラーは鋭い決め手を発揮出来るスプリンターよりのマイラー牝馬。

揉まれ弱いので、内枠で包まれない様に立ち回るのが鍵になるので、競馬はかなり難しくなりそう。

牡馬相手の競馬に不安もあるけど、それを考慮されての53キロは美味しいハンデなのかもしれない。

個人的に中山で石橋への乗り替わりは魅力を感じている。

1番勝って欲しいのはリフレイムだけど、久しぶりでかつ実績の無い右回りはオッズを考えるとあまりにもリスクが高すぎる。

左回りで直線あれだけ右に寄れる馬が右回りでどうなるか楽しみだけど、お金は掛けられない😅

大好きな馬だけど、今回はこのレース随一の危険な人気馬だと思っています😅

ダーリントンホールは前走並みの発馬を決められると勝たれるかも知れないけど、今回は安定の出遅れを期待して切ります。

個人的にコントレイル世代の芝馬はあまり買いたくない。

カテドラルは中山巧者だけど、今回はトラックバイアスを考慮して切ります。

最終的な本命と買い方は今日の平場の傾向とパドックの気配を見てから決断します😤