高松宮記念反省会。

先週日曜日のメインレースで行われた春のG1第一弾

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高松宮記念、僕は

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トゥラヴェスーラを本命にして撃沈しました。

 

発馬を決めて鞍上がすかさず内に潜り込んで道中も終始内を回り、直線馬群の中を鋭く伸びるもラスト50で伸び負けて、クビハナクビ差で4着。

 

勝ったのはトゥラヴェスーラの抜けた後に空いたその内をかち割ってきたナランフレグ。

 

トゥラヴェスーラの鮫克がもう半身だけ内を絞っていれば、ナランフレグは進路を無くして飛んでいてトゥラヴェスーラはナランフレグに日和る事も無かったので、もう一伸びして勝ち負け出来ていただけにこのナランフレグ1着とトゥラヴェスーラ4着は紙一重の運の差だったと思います。

 

勝った丸田の方が賞賛されているけど、内枠発走から包まれて内を突くしか無かった丸田より、外枠から発馬後迷わず馬場のいい内に切れ込んだ鮫島克駿の方が騎乗自体は勝っていたと思います。

 

それだけには1着と4着の差は単純に馬の力の差だったのかも知れません。

 

1番人気のレシステンシアは前半3F33.4で逃げて直線半ばで捕まり6着。

 

馬場発表は重でペースが早かったのは間違いないけど、馬場のいい最内を確保して得意の持久戦に持ち込んでの敗戦だけに武史は叩かれているけど、ペースを落としての瞬発力勝負ではレシステンシアに勝ち目は無いので、レシステンシア的には力を出しての完敗だと思っています。

 

力のある馬だけど、自力で勝ちに行くのが難しい馬なので、モズスーパーフレアが引退し、ビアンフェが回避した分、競馬が難しくなり、抜けた1番人気は過剰だった気もしています。

 

このレースで1番強い競馬をしたと思うのは外枠から道中終始外を回り直線大外を猛追してきたメイケイエール。

 

外枠からの競馬は気性的に掛かると思い軽視したけど、池添は上手く折り合わせて帳尻を合わせてきたと思います。

 

力のある馬なので驚きはしないけど次走は距離延長の戦いになる為、次走も取り扱いの難しさは変わらない。

 

サプライズはキルロードの激走。

 

早いラップを3番手で追走し、4角も外目を回りつつ最後まで伸び切るというメイケイエールに準ずる強い競馬で3着。

 

正直、馬場が合っていて時計が掛かった恩恵以外この馬の激走は理解し難いので、相当に手広く買わないとこの馬は拾えない気がします。

 

まぁ、負け惜しみですけどね😅

 

今回の高松宮記念で1番馬券にし易かったのは2着のロータスランドな気がしますが、相手がナランフレグとキルロードでは連系馬券はやっぱり難しかったと思います。

 

勝った丸田恭介は16年目で初めてのG1タイトル。

 

そして1着から4着までの騎手がG1未勝利というのもまた配当がここまで跳ねた要因とも言えますが、逆を言えばチャンスの少ない騎手だからこその考え抜いた渾身の騎乗が齎した結果だったとも言えます。

 

競馬の予想は馬の横の比較をベースに馬場、展開、騎手の思惑を紐解いて針の穴に糸を通す様な答えを導き出すもの。

 

負け惜しみに聞こえるかも知れませんが、当たったという結果より、答えを導き出す工程こそ競馬予想の醍醐味だと考えます😤