スプリングステークス反省会。
先週日曜日のメインレースで行われた皐月賞最終トライアルレース
フジテレビ賞スプリングステークス、僕は
アルナシームを本命にして撃沈しました。
ここまで戦ってきた相手関係や競馬内容を思えば、道中掛からずに折り合いさえつけば、今回は1枚力が抜けていると思っていましたが、直線全く弾けず7着の完敗に終わりました。
パドックも
東スポ杯で見た時とは別馬に見えるほど落ち着いていて好気配でした。
道中も全く掛かる事なく中団の外を追走、3角手応え良く外から捲って行った時は勝ったと思いましたが、直線全く伸びずに内を回った馬の行った行ったの決着でしたね。
勝ったのはビーアストニッシド。
僕は競馬の予想に置いてトラックバイアスをとても重要視します。
そして今回のスプリングステークスは馬場的に外差し決着になるという算段だったので、無印にしましたが、まんまと逃げ切られてしまいました。
前日までは外差し決着で腹を括っていたんですが、当日の前座のレースを見ると内前を回った馬が以外に止まらないですよね。
で、ビーアストニッシドは前日までは完全に切る予定だったけど、展開的に恵まれそうだし、思ったより内埒沿いの馬場も悪くないので、紐にはしておこうと思いパドックに行ったら、まぁ入れ込んでいて酷かったんですよね。
2人引きで厩務員が常に首筋を撫でて落ち着かせているけど、常にイライラしていて大量に発汗していたので、改めて切りましたが爆走されてしまいました。
逆にそのうるさい気性面がレースでの前向きさに繋がったのかな...と思っています。
発馬後、派手に躓くもすぐに立て直してハナを主張、稍重とはいえ内が残れる馬場で1000通過60.8は完全に展開の恩恵に授かった勝利とも言えますね。
びっくりしたのはアライバルのルメールが番手を確保した事。
ルメールは他の有力騎手より芝の前座のレースに乗っていて、力のある差し馬でも内を回った馬を差しきれなかったという経験則から番手のポジションを取りに行ったんだと思います。
岩田も前座の芝のレースで内を突いて勝っているので、馬場の内側が悪くないという自信があったのは間違い無いと言えます。
レース事態はスローの前残りの凡戦と言って間違い無いと思います。
岩田は早々に前日の若葉ステークスを逃げ切ったデシエルトでの皐月賞参戦を表明したし、ルメールもイクイノックスなので、今年もこのスプリングステークスから皐月賞を制する馬は出ないと個人的には思っています。
前日の予想に反して当日の馬場状況がイメージと違い、ビーアストニッシドは気になる所までは行けたけど、パドックの気配を予想の最終段階にしている自分的にあれだけ入れ込んで急遽先出しになったビーアストニッシドはさすがに買えないので、今回のスプリングステークスも予想的に完敗でした。
しかし、先週の中山牝馬ステークスは完全に外差し決着だったのに同じAコース継続で内の馬場が回復するのは謎でしかないよなぁ...
今回のスプリングステークスの個人的反省点はトラックバイアスを意識するあまり、展開を軽視してしまったという事にしておきます🥺