スプリングステークス見解。
このレースをステップにクラシックで飛躍した馬を多く輩出した名門G2も近年は外厩調整して皐月賞に向かうのが当たり前の時代になり、本番まで中3週のスプリングステークスは完全に疎外されつつありますね。
更にこのレースの冠スポンサーのフジテレビも今年度末でフジテレビ競馬実況最後の砦的存在福原さんと塩原さんが退社されるそうで、フジテレビ賞スプリングステークスというかつての名門G2は正に完全にオワコン化していると思います。
そんな皐月賞への最後の切符を掛けたトライアルレース、
フジテレビ賞スプリングステークスの見解になります。
近年の牡馬クラシックは2歳戦で賞金を加算してそのまま皐月賞に直行というのがトレンドになりつつある関係で、賞金順での繰り上げ出走のハードルが上がっているんですよね。
皐月賞で1番人気が予想されるイクイノックスも賞金的に微妙な位置にいるほど、賞金順での繰り上げ出走は難しくなっています。
今年のスプリングステークス出走メンバーも3着までに入り優先出走権を取らないと皐月賞への挑戦は絶望的に立ち位置にいます。
つまり今年のスプリングステークスはこの馬で絶対に皐月賞に出走するんだ!と言う強い信念の騎手と陣営の馬を狙いたいと思います。
本命は怪我の影響もあり、クラシックのお手馬が決まっていない福永の◎アルナシームで行きたい。
東スポ杯は掛かって全く力を出しきれず6着もその後は池添と福永の努力により、制御可能なレベルになってきたアルナシーム。
本賞金400万のこの素質馬は権利取りが皐月賞への絶対的条件になる上、お手馬が決まっていない福永とのコンビは超絶的にこのレースへの勝負気配を感じます。
気性面が最大の課題である馬なので、再度の輸送を乗り切る事が好走の条件になります。
パドックで無駄に入れ込んでなければ本命はアルナシームで行きたいと思います。
対抗は一応、○アライバルにしました。
京成杯は馬場と枠順的に危険な人気馬だと思い軽視したけど、今回は条件が一変。
中山はAコース継続な上、昨日の雨で外差し馬場はより顕著になるはずなので、外枠を引いた今回のアライバルは絶対に軽視出来ない存在。
ただ、このレースの結果に関わらずルメールの本番はイクイノックスが確定しているので、このレースでのルメールのモチベーションは低そう。
ノーザン系のクラブ馬なので、忖度する可能性は否めない危険な人気馬とも言えます。
▲はドーブネにしました。
本当は本命にする予定でしたが、武豊の昨日の無気力騎乗にムカついてしまったので、本命はやめました。
朝日杯でも距離を不安視する人多かったけど、僕はこの馬は短距離馬だとは思えず、新馬戦の内容からコーナー4回の中山向きな馬だと思っています。
ただ鞍上の武豊は皐月賞のドウデュースが確定しているので、このレースで頑張ってくれる可能性は限り無く低いと思います。
△はアサヒとソリタリオ。
アサヒは前走全く競馬が出来ていないので仕切り直しの一戦。
休み明けを一度使われて輸送の無い関東馬な上、外差しが決まる今の中山的に巻き返しは濃厚で鞍上も中山職人。
アルナシームと同等レベルに勝負気配の高い馬だけど、田辺の皐月賞はほぼアスクビクターモアが濃厚。
性格的にチャラい所があるので、鞍上のアサヒへの本気度は低そう。
逆に鞍上的に勝負気配が漂うのはソリタリオの方だけど、初めてのコーナー4回と中山への輸送を考えると好走へのリスクは限りなく高い。
サトノヘリオスは有力馬で唯一内枠を引いてしまったので相当に難しい競馬になりそうなので消します。
本命と買い方はパドックを見てから最終決断を下します😤