フローラステークス見解。
3歳牝馬の頂点を決めるオークスへの出走権を賭けたトライアルレース
春のG1シリーズの谷間の日曜日、本来このフローラステークスの日の東京競馬場は
入場無料なんですが、コロナ禍の影響により、もちろんいつも通り抽選による有料入場になります。
そんな
フローラステークスの見解になります。
人気は
東サラの2騎が分け合っていますね。
ルージュスティリアは去年の新潟の新馬戦でスターズオンアースを完封した実力馬。
前走のチューリップ賞はド派手に出遅れた上、直線進路を確保出来ずに6着。
正直1番強い競馬をしたのは間違い無くこのルージュスティリアでここは抜けた1番人気になっても良さそう。
問題は前走のような出遅れと輸送だけど、相手は弱くなる上に一度使われた上積みを考えるとここはこの馬を中心に考えた方が無難な気がします。
オークスでは1番人気になるかもしれない素質馬なので、この3点台のオッズは美味しい気がしています。
ルージュエヴァイユは前が止まらない中山で2戦続けて捲り差しを決めた女傑。
直線が長く広い府中への舞台変わりはプラスと捉えられている感じですかね。
ただ昨日の府中の芝の傾向だと前が止まりにくいので、最内から大外をぶん回す競馬でルージュスティリアに勝つのは個人的に難しい気がしています。
展開面やトラックバイアスを考えるとルージュエヴァイユよりパーソナルハイの方が面白そう。
府中ではナミュールに食い下がった先行力を持つ上、前走の桜花賞では中団からでも脚を使える新展開も見せつけた。
問題は激走した桜花賞から中一週での輸送競馬。
オークスの出走権を持っていない実力馬だけにこの出走は無理矢理感がヒシヒシと漂う。
ただこの馬はおそらく康太より吉田豊の方が手が合っている気がします。
個人的にルージュスティリアに勝つならこのパーソナルハイだと思っているので、パドックの気配と馬体重が重要なポイントになると思います。
パーソナルハイと並んでパドックを見るまで取り捨てを決められないのが新しいグランアレグリアことラスール。
前走は快勝したけど、低レベルの道悪の凡戦だっただけに評価し難いレースだった。
転厩初戦でレースセンスが問われる府中2000戦。
機動力はある馬なので、取り捨てはやはりパドックの気配次第な気がします。
本命はルージュスティリアの予定ですが、パドックの気配次第でパーソナルハイかラスールに変えるかも知れません🙄
