ヴィクトリアマイル見解。
春の府中5週連続G1第二弾
古馬の牝馬を救済する目的で創設された比較的歴史の浅いG1ですが、近年ダートと違い芝のレースは古馬になっても牝馬が牡馬と互角に戦える時代になったので、このヴィクトリアマイルも役目を終えたんじゃないかなと個人的に思っています。
そんなヴィクトリアマイルの
見解になります。
3冠牝馬デアリングタクト、白馬の桜花賞馬ソダシに昨年の大阪杯を圧勝したレイパパレにエリザベス女王杯を制したアカイイト。
近年稀にみる豪華メンバーが揃ったヴィクトリアマイルな気がしますが、正直なところ個人的に全馬不安要素の塊なんですよね。
デアリングタクトは長期故障明け、ソダシは気性面で当てに出来ない、レイパパレは持久力タイプなのでマイルの適正に疑問、アカイイトは距離不足。
全馬実力は兼ね備えているので勝たれてもしょうがないんだけど、オッズに見合うコスパを感じられないので本命にはしないです。
僕のヴィクトリアマイルの本命は3ヶ月前から決めていた◎ファインルージュです。
前走の東京新聞杯、僕はこの馬軽視したんですが、内で詰まりながらも伸びて2着を確保したんですよね。
1回東京は明らかに外差し馬場だったので、東京新聞杯のファインルージュは勝ったイルーシヴパンサーを遥かに凌ぐ強さだったと思います。
その前の秋華賞も後方待機で直線だけの競馬で2着。
戸崎の絶妙な立ち回りで勝利したアカイトリノムスメより遥かに強いパフォーマンスだったと思います。
この馬は機動力があるので、どんな競馬も出来るだけにルメールの乗った2戦は明らかに消化不良な結果なんですよ。
元々府中を得意とするルメールが前2走の競馬を修正してきたら、この舞台でこの馬の好走は鉄板な気がします。
展開はそれなりに流れると思うんですよ。
内目に入ったソダシとレシステンシアは瞬発力が無いので、包まれるのを嫌ってポジションを取りに行くと思います。
レイパパレも持久力タイプなので、川田はその後ろを追走して直線抜け出しを図ると予想します。
僕は勝つのはそのもう一列後ろから外に出せる瞬発力タイプだと思うんですよね。
昨日の傾向を見た感じだと馬場は内外差の無いフラットな状態だけど、内は直線どうしてもごちゃつくので、スムーズに出せるなら外を回った馬の方が伸び切れると思います。
ソングラインは左回りのマイル戦大好物だけど、枠的に立ち回りが難しく、先週のセリフォスの二の舞になりそうな気がするんですよね。
結果本命は枠順も恵まれ、機動力、瞬発力を兼ね備えた◎ファインルージュ一択になりました。
相手は中山牝馬ステークスで破格の強さを見せつけた○クリノプレミアム、ファインルージュ同様古馬になってからの上昇度でソダシ、ソングラインを上回る△アンドヴァラナウト、大外枠から迷いなく大外を分回せる△テルツェットが面白いと思っています。
今日も現地に行きますが、パドックは絶対に見れないので、馬体重と今日の馬場を考察しつつ、ファインルージュを軸に相手は印の中から3頭に絞っていつもの様に単勝、ワイド、3連単で勝負します😤