ダービーへの登竜門。

今週の日曜日の府中のメインレースは共同通信杯です。

 

昨年はエフフォーリア、シャフリヤール、ステラヴェローチェ等超豪華メンバーで行われましたが、今年もダービーを本気で目指す3歳一線級による最高峰の戦いになりそうです。

 

共同通信杯はG3なんですが、近年はこのレースの存在意義が重要視されていてこの後の中山開催で行われるG2の弥生賞スプリングステークスなんかより遥かに好メンツが揃うんですよね。

 

昔は休み明けを一度使ってから本番に向かうというのが王道のローテーションだった為、弥生賞スプリングステークスが重要視されていたんですが、近代競馬は一度レースを使ったら放牧という建前の外厩調整を行った上、十分なレース感覚を取って本番に向かうのが王道になってしまった為、本気でクラシックを狙う馬にとって弥生賞スプリングステークスは空気的な存在になってしまったのが現実です。

 

今年から葵賞がG3になり、G2のニュージーランドトロフィーが格落ちの危機にあるようですが近い将来、共同通信杯がG2になり弥生賞スプリングステークスが格落ちするのも現実的な未来なのかも知れません。

 

僕は現3歳世代で1番ダービーに近い存在だと思ってるのはイクイノックスなんですが、イクイノックスはこの共同通信杯すらもスルーして皐月賞直行が早々に発表されました。

 

まぁ、イクイノックスが共同通信杯を勝ってしまうと事実上今年のクラシック戦線は終戦だと思っているので、彼が皐月賞に直行してくれる事でクラシック戦線自体は面白くなるとポジっています。

 

代わりに登場するのが同舞台の東スポ杯でイクイノックスに完敗したアサヒ。

 

アサヒは府中の1800スペシャリストで、ぶっちゃけ今の府中の馬場めちゃくちゃ合ってるんですよね。

 

もしアサヒが圧勝するようだとイクイノックスの強さが強調されてしまうので、その他の馬に頑張って欲しい気はしています。

 

1回東京のメインイベントは最終日のフェブラリーステークスですが、馬券的概念では無く、競馬ファンとしては1回東京の最重要レースは今週末の共同通信杯だと思っています。

 

共同通信杯の副題は「トキノミノル記念」。

 

競馬ファンとして日曜日は彼の像に

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ニンジンを供えてレースへの臨場感を高めたいと思っています😏