フェアリーステークス反省会。
1回中山3日間開催の締めくくりを飾る重賞、
僕は
ビジュノワールを本命にして撃沈しました。
内枠から好発を決めるも出たなりで前のポジションを取りに行かなかった結果、外からポジションを取りに行った三浦皇成に被せられ、行き場を失い後方まで下げられた上、内で包まれて行き場を無くす最悪の展開。
更に三浦に被せられた際に馬がエキサイトして道中終始掛かりっぱなしという状況にありながら、4角絶望的な位置から外に出すと豪脚を披露して3着まで押し上げるというチグハグな競馬。
僕はレース中、常に鞍上への怒りで冷静にレースを見ていられませんでした。
競馬でタラレバ論は御法度ですが、自分がこの馬を本命にしたシュミレーション通り、好位の内で折り合いをつけていれば、突き抜けて勝っていたんじゃないかと思ってしまいます。
勝ったのは5番人気のライラック。
道中は後方を追走、3角から手応え良く進出し、4角大外をぶん回して前をごぼう抜きするという所謂捲り差しでの圧勝でした。
上位入線は皆好位で内を回った馬で、外から伸びたのライラックとビジュノワールだけなので、この2頭は内を回った上位入線馬より強い競馬をしたと思います。
因みに僕は迷ったんですが、小さい馬が馬体を減らして出てきたので、ライラックは紐からも外してしまいました。
馬の状態は予想より良かった上、内を回して揉まれるのを避け外を回したミルコの勝負勘が演出した快勝に思います。
3角でミルコが動いた時についていけなかったので、中山のバイアス的にもやはり危険な人気馬でしたね。
スターズオンアースの石橋は1番人気に相応しい王道の立ち回りが出来たと思います。
4角好位の内は大混戦になったけど、今まで戦ってきた相手が強かった分、揉まれ強さを発揮した2着ですが、馬の能力的にはライラックとビジュノワールには完敗だと思います。
ビジュノワールとの軸を
エバーシャドネーとスターズオンアースで迷いに迷ったんですよね。
本当は土日中山で戦い、馬場を読めている石橋で行きたかったですが、前走ナミュールに完敗した馬が重賞で勝ち負けして欲しくないなという願望と、6Rの新馬戦で佑介がルメールを抑えて勝った印象が頭をよぎってしまい、軸は祐介のエバーシャドネーにしてしまいました。
もし、軸を石橋にしていれば、
ワイドで15000円回収出来ていて、3日間開催の収支を1勝2敗−2000円で終われていただけにこの選択ミスが3日間開催惨敗の分岐点でしたね。
17.8倍。
僕はこの3日間開催、トータルで17200円負けたので、もしビジュノワールが勝っていれば、3日間開催の収支はプラスで終われていたので、これを書いている今でも大野への怒りは収まっていませんが、もしビジュノワールの屋根が前走同様ルメールだったら、おそらく単勝は一桁台で1番人気争いしていたはずなので、大野に託してしまった自分が悪いと諦めています。
ビジュノワール的に残念なのは3着で終わってしまったが故に賞金が加算出来なかったという現実。
まだ1勝馬なので次は条件戦に行くのかトライアルに行くのか分かりませんが、クラシックに向けて背水の陣になります。
大野はレース後のコメントで次が楽しみ的な事を言っていましたが、おそらく次走の屋根は貴方ではないでしょう。
スターズオンアースが好走した事で、ナミュールの強さは実証され、それに勝ったサークルオブライフが今年の3歳牝馬の横綱である事が証明されました。
ミルコがライラックでここを勝ってしまったが故にサークルオブライフがルメールに強奪されない事を願います。
ルメールはホープフルステークスのコマンドラインに続き、ここでも国枝厩舎の血統馬を忖度したばかりに結果が出せなかった。
シンザン記念では新世代のグランアレグリア、ラスールで藤沢忖度の末に結果が出せなかった。
アーモンドアイ、グランアレグリアというブランド忖度がルメールの重荷になっている気がします。