AJCC反省会。
1回中山開催のフィナーレを飾る
僕はキングオブコージを本命にして一応、
勝利しました。
では、なぜ反省会なのか?
それは重大な過ちを三つ犯してしまったからです。
1つ目の過ちはランチに購入したアメリカンドッグにケチャップで描いたAJCCのスペルを
間違えてしまった事。
そして今回1番重要な2つ目の過ちは展開の予想が外れてしまった事。
僕は最終週の昨日も中山の芝は前で内を回った馬が有利だという自信があったので、キングオブコージに好発から好位追走しての直線抜け出しを期待したんですが、テンで置かれてしまった結果、後方から外を回しての差し切り勝ちになってしまった事です。
スタート直後、置かれて後方を追走するキングオブコージが僕の前を通過した時、僕は怒りのあまりマスク越しに「横山、お前ふざけんなよ!」と叫んでしまいました。
1000m通過の時計が61.2を指した時、僕はほぼ諦めたんですが、ここからレース展開は大きく動きます。
3角手前から番手を追走していたダンビュライトがキャッスルトップを捕まえに動くと同時に後続も動き始め、緩いペースは一変、ロンスパの持久戦に突入していきます。
勝ち負けの分岐点はここで動かなかった馬達になりました。
後方から外を回したが故に仕掛けが遅れたキングオブコージ、マイネルファンロン、アサマノイタズラがそれぞれ外を鋭く伸びて1.2.4着。
これはほぼ一週前の京成杯をコピーしたような結果になりました。
横山典弘は無駄に馬を促さず、馬の気持ちで走らせる騎手なので展開を読んだというより、馬なりの競馬をしたら展開がハマったというのが率直な感想です。
僕は今年のAJCCで1番上手く乗ったなと思うのは息子の横山武史だと思うんですよね。
3着のボッケリーニは後方から外を回した上位入線馬と違い、好位を追走していたんですよね。
ただ、武史は3角手前から動いた好位集団の中、唯一仕掛けを遅らせて好位各馬が嫌った4角最内を突いてワープして3着を確保したんですよね。
実は武史はこの後の最終レースでも全く同じ競馬をしてルメールを出し抜き勝ってるんですよ。
有力馬に跨った各騎手が嫌った内埒沿いが実は伸びる事を武史は把握していたんですよね。
この辺の馬場の見解はまた後に1回中山総括ブログを改めて書きます。
そしてこの横山武史ボッケリーニにリンクするのが僕が今年のAJCCで犯した3つ目の過ち、
ワイドの紐の選択ミスなんです。
馬体重が−8キロでほぼベスト体重に戻した時点で本命はキングオブコージに決めたんですが、ワイドの紐(3連単の軸)をオーソクレースにするかボッケリーニにするかで迷いに迷ったんですよね。
見解のブログでも示してるんですけど、このレースへのメイチ感や上積みはどう考えてもボッケリーニの方が上なんですよ。
では何故、軸馬をオーソクレースにしてしまったか?
最強明け4歳世代で一戦級相手に凡走歴が無いなど、細かいポイントは沢山あるんですが、纏めて一言で言っちゃうと守りに入っちゃったんですよね。
4歳馬が強いとか、菊花賞2着とかそんなの誰でも知ってるですよ。
だから単勝2倍なんですよ。
ただ見解ブログにも書いてるんですが、休み明けで先を見据えた仕上げな上に外枠という2倍というオッズに見合わない割引材料沢山はあったのに下がり続けるオーソクレースの単勝オッズを見て弱気になっちゃったんですよね。
馬券って馬を買うんじゃなくて、自分を買うものなんですよ。
つまり、今回ワイドの紐をボッケリーニじゃなく、オーソクレースにしてしまったのは自分の心の弱さを買ってしまったですよね。
これが今回のAJCCで犯した僕の3つ目の過ちになります。
たまに競馬をする人は「勝ったんだからまぁいーか!」でいいんですよ。
ですが、僕みたいに毎週土日競馬をする人間は結果オーライでは駄目なんです。
という訳で馬券的には勝利しましたが、勝負には負けたので今回も反省会ブログにしました。