中山記念見解。

G1降格の可能性があるフェブラリーステークスに対し、G1昇格の可能性があるのが今日のメインレース中山記念です。

開幕週の芝でG1をやるのは個人的には到底納得出来ませんが。笑

そんな2回中山開幕週に行われるスーパーG2、

中山記念の見解になります。

中山記念の現在のオッズは

こんな感じ。

昨日の昼過ぎまでダノンザキッドが単勝1点台で抜けた1番人気でしたが、昨日の極端な前残りの中山の傾向が反映された結果、パンサラッサが爆売れして1番人気に迫る勢いですね。

僕も昨日は9.10Rの結果を参考にメインは逃げ馬と先行馬を本命対抗にして見事逆転勝利を手にしました。

1回東京は開幕週から外差しがバンバン決まるトランポリン馬場だったので、芝のレースは瞬発力のある馬には逆らえなかったんですが、今の中山は4角外を回る馬は相当厳しい結果が待ち受ける極端な前残り馬場になっています。

求められるのは瞬発力では無く持久力を兼ね揃えた先行力と立ち回りの巧さでパンサラッサが人気になるのは無理も無いと思います。

最終決断は今日の馬場の傾向とパドックを見てからになりますが、一応本命は

◎ウインイクシードにしました。

生粋の中山巧者で僕の金杯の本命馬だったんですが、金杯は外枠から終始外を回され直線は苦手な瞬発力勝負になり全く自分の競馬が出来ずに6着に終わりました。

今回は行きたい馬が数頭いるので、スローになる事はまず無く、縦長の持久戦を好位の内から追走するこの馬が求める絶好の展開になりそうな気がします。

正直、鞍上は頼りないけど、枠順、展開、オッズを加味すると相手が強化され横の比較で劣る可能性は否めないけど、今回1番買い要素に溢れているのはウインイクシードだと思います。

対抗は強い4歳世代の○アドマイヤハダルにしました。

同じ4歳でも人気はダノンザキッドが上ですが、皐月賞の内容や使われている強みを思えば買い要素はアドマイヤハダルの方が多いと思います。

▲はパンサラッサにしました。

昨日の中山の傾向を見たら断然触手が動くのはこの馬。

後続に脚を使わせながら逃げるこの馬の脚質は今の中山にピッタリだと思いますが、逃げ馬にとって重要な事は如何に可愛がられるかという事なので、オッズが下がり人気になるのは重いハンデを背負う事に等しいのとトーラスジェミニ、コントラチェックの出方も気になるので少し評価を下げてみました。

△はヒュミドールとカラテ。

ヒュミドールは瞬発力勝負の差し馬では無く、持久戦で長く脚を使うのが持ち味なので、距離不足感は否めないけど、展開的にはハマりそうな気がします。

カラテはマイラーの瞬発力勝負タイプですが、中山巧者のパワータイプで前走は直線終始前壁で消化不良の内容だったので、今回は巻き返し濃厚な反面、距離延長というよりコーナー4回で置かれる危険性を秘めている危険な人気馬でもあります。

3角で置かれると4角は外を回る事になるので、そうなると厳しい結果が待ち受けると思います。

短い間隔で引退する高橋さんへの餞出走感もあるので、取り扱いは難しい。

ダノンザキッドはトップギアまでの加速に時間がかかる馬なので、正直中山向きな馬とは思えず、且つ叩き良化型なので休み明けの今回、個人的には最も危険な人気馬な気がします。

藤沢さんの引退式でもある今回の中山記念のパドックは激混み必死ですが、なんとかパドックのポジションを確保して馬の気配を吟味してから本命を決めます😤