ダイヤモンドステークス見解。
僕はダイヤモンドステークスの日は毎年
プリンセスプリンセスのダイヤモンドを聴きながら府中まで行きます。
退屈なロングシートの武蔵野線の車内も音楽で気持ちを昂らせると小旅行の様な感覚に変わるから不思議なものです。
そんな
ダイヤモンドステークスの見解になります。
暮れのステイヤーズステークスと並び中央競馬伝統のマラソンレース。
かつてはステイヤーズステークス同様スタミナ自慢が幅を効かせていたリピーターレースですが、やはり中山とは馬場を含めた舞台設定が違う為、近年はスローからの直線瞬発力勝負になる事が多くなった気がします。
スローで流れての上がり勝負ゆえ、持久戦になり難く、ステイヤーズステークスとは違いさほどスタミナ値を求められないレースになってきた気がしますね。
問題は如何に馬場のいい所を走って消耗させずに最後の直線に脚を残せるかがポイント。
今年の1回東京は開幕週から外差しがバンバン決まっていましたが、開催が進み内埒沿いの馬場が痛み始めた為、外差し傾向はより顕著になってきました。
道中も馬場が痛んだ埒沿いを避け、4角スムーズに外に誘導して直線外から溜めた脚を爆発させられそうな馬を狙いたい所。
一応本命は
◎テーオーロイヤルにしときました。
外枠を引いて武史を確保したレクセランスと迷いましたが、やはり今年の1回東京の傾向から頭は粋のいい4歳馬を狙いたい所。
昨年春の青葉賞で見せた瞬発力から今の東京の馬場にはうってつけな馬な気がします。
問題は休み明けと鞍上の菱田の進路取り。
先週の共同通信杯のアサヒの様に行きっぷりが悪いと外外追走は難しくなるので、本命にするかどうかはパドックの気配を見てから決めたいと思います。
ヴェローチェオロは枠順と展開の兼ね合いで前目の内内を走らせられそうなので、若干割引たい所。
面白いのは格上挑戦のカレンルシェルブル。
この1回東京開催はハーツクライ、ハービンジャー、モーリス産駒がその瞬発力を見せつけているので、軽ハンデで和生を確保したカレンルシェルブルはまだ底を見せていないだけに直線馬場のいい外に出せるようなら一発があっても良さそうな気がします。
問題は内枠故に馬場の悪い内埒沿いに閉じ込められやすいという事。
縦長の持久戦になると馬群もバラけて進路を確保しやすくなるんだけど、スローで流れると隊列が崩れずに内枠の馬は外に出し難くなってしまう。
そういう意味でも展開面を含めて6枠2頭は競馬がしやすい気がします。
メロディーレーンは小柄な馬体故に揉まれると力は出せないので、枠順からして今回は後方待機からの直線大外勝負になりそうだけど、一団の馬群の後方から大外ぶん回しは展開的にも厳しそう。
350キロの馬体から52キロのハンデも恵量とは言い難い気がします。
今日の東京は午後から雨模様。
振り出しが早まればダイヤモンドステークスにも影響が出そう。
馬の瞬発力以上に鞍上の立ち回りが勝負を分けるかもしれない🤔