東京開催を前に胸に焼き付ける金言。

いよいよ今週末から

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1回東京開催が始まります。

 

僕には開催が中山競馬から東京競馬に変わるタイミングで毎度胸に焼き付けている金言があります。

 

東京競馬場は金持ちの為の競馬場、中山競馬場は貧乏人の為の競馬場」

 

これは僕が考えた言葉ではありません。

 

数年前に東京競馬場パドックイカれたキチガイが奇声をあげて発した言葉なんですが、僕はこの言葉を金言としてリスペクトしています。

 

簡単に説明すると、中山競馬場は貧乏人が小銭で穴を狙うべき競馬場であり、東京競馬場は貧乏人が小銭で穴を狙いに行ったお金を金持ちがガバっと回収する競馬場という訳です。

 

つまり、東京競馬場中山競馬場に比べて強い馬が勝ちやすい競馬場なんですよね。

 

コース形態がおにぎり状で直線が短く急坂が待ち受ける中山に対して、直線が長くコーナーもフラットな府中は誤魔化しが効きづらく強い馬がそのパフォーマンスを発揮し易い競馬場になる訳なんです。

 

強い馬が強い競馬をし易いが故に現代の競馬界を牛耳るノーザン系の馬がリーディング上位騎手を配置して狙い打ちをしに来るのが東京開催という訳で、中山に比べて人気になった馬が好走する確率が遥かに高いんですよね。

 

競馬って、横の比較をベースにして展開、馬場、馬の状態や騎手の思惑なんかを加味し予想を完成させるんですが、東京競馬は中山競馬に比べて横の比較を覆す要素が圧倒的に少ないというのが現実な訳です。

 

この現実を受け入れるか否かはとても重要で、中山脳をそのまま東京競馬に活用すると貧乏人は更に貧乏になるというのが東京競馬場な訳なんですよ。

 

馬は機械では無く生き物であり、シンプルでフラットな作りとはいえ、勿論東京競馬場にもトラックバイアスは存在するので、荒れる要素は常に含んでいますが、東京競馬場は貧乏脳からの脱却を計らないと金持ちの養分になるという現実は常に胸に焼き付けておかなければいけません。