冬の中山で存在感を発揮する三幸のおしるこ。

いよいよ今週末で1回中山開催は終了。

 

この後、1ヶ月の東京開催を挟んで再び舞台は中山に戻るんですが、その時は季節はガラっと変わり春に向かいます。

 

つまり冬の中山開催は今週の土日までという事になりますね。

 

この1月の中山開催ってとにかくめちゃくちゃ寒いんですよ。

 

今はコロナ禍で1年中競馬場の混雑状況は変わりませんが、本来1月の中山は大レースも少なく、めちゃくちゃ寒いので、常にガラガラで場末感が凄いんですよね。

 

そんな身も心も寒くなる中山なんですが、ひと時の幸福を与えてくれる唯一無二のアイテムがあります。

 

その名は

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三幸のおしるこです。

 

中山競馬場のスタンド内は暖かいんですが、外は激寒で暖をとる方法は暖かい物を食べるしかないんですよね。

 

かすうどんに豚汁、セブンのホットコーヒーなど屋外で飲食可能なホットフードは少ないながらも存在しますが、個人的に三幸のおしるこほど心を温めてくれるアイテムはありません。

 

濃厚な本格的な小豆汁に座布団のような大きく焼き立ての餅が入った三幸のおしるこは冬の中山の季語と行っても過言ではありません。

 

そんな三幸のおしるこも季節が春に向かう次開催では販売こそしていますが、個人的には有り難味が失せてしまいます。

 

日本には四季があるように、食べ物にも旬というものが存在します。

 

12月の5回中山開幕週におしるこの啜り初めを行い、1月の1回中山最終週に啜り納める。

 

これが個人的冬の中山開催へのリスペクトでもあり、儀式でもあります。

 

次に君に出会うのは暮れも押し迫る師走の中山。

 

今週末は中山でいつものように冬を納めてきます。