京成杯反省会。
京成杯反省会。
僕は
テンダンスを本命にして撃沈しました。
好発を決めて道中は中団の内を追走、3角から内を回り進出し、4角も絶好の手応えで内を突くも直線入口で前が壁になり、最内を鋭く伸びるも加速が遅れ5着という結果でした。
結局、直線入口の不利が響き外を回った馬に伸び負けしたけど、それは結果論で今回は展開を味方に出来なかったけど、馬場の傾向からも4角外に逃げずに内に突っ込んだ和田竜を賞賛したいです。
勝ったの6番人気のオニャンコポン。
前走のホープフルステークスは出負けして捲ってポジションを取りに行った結果、大敗で力を出しきれなかったけど、今回は絶好発で好位を回り、4角渋滞する内を回避し、外を不利無く回るベストパフォーマンスで快勝。
馬が強いの間違いないけど、今回は前走から一変、展開と立ち回りが120%嵌まった結果と言えると思います。
1番人気のアライバルもテンダンス同様、内の渋滞の煽りを受けて脚を使いきれなかった。
個人的にアライバルはトップスピードは速いけど、ギアが上がるまでに時間がかかる馬なので中山向きでは無いと思ったけど、立ち回りの不利を考えると予想以上に強かったと思います。
一度使われて、次走が府中、中京、阪神なら確実にパフォーマンスを上げてくると思う。
今回の京成杯で1番強い競馬をしたと思うのは2着のロジハービン。
1000通過61秒という緩い流れを終始掛かりながら外を追走、3角4角も大外を回りながら最後まで伸び切り2着は勝ったオニャンコポンを遥かに上回る強い競馬だったと思います。
3着のヴェローナシチーも4角の渋滞を避け、外を回った恩恵に授かった結果だと思います。
今回の京成杯、見解でも示しましたが、僕は4角の内を制した馬が勝ち負けすると思っていました。
それは有力馬の騎手も同じ考えで結果、1番人気のアライバル、2番人気のテンダンス共に内に進路を求め渋滞に巻き込まれ脚を使い切る事が出来なかった。
自分の今回の京成杯の予想的敗因はトラックバイアスを重視し過ぎた為に、それ巡る騎手(陣営)の思惑を含めた展開への配慮が足りなかった事だと思います。
中山で勝利するのに大事な事は如何に4角で馬をスピードに乗せるかという事。
コースロスのリスクを下げる為に4角内を突いた馬(騎手)は渋滞に巻き込まれ加速が遅れ、それを回避する為に外を回した馬はスムーズにギアを上げて加速する事が出来た。
一言で今回の京成杯を総括するならば、それは
「急がば回れ」だったと思います。
今回展開と立ち回りが完璧だったオニャンコポンは勝利という勲章と引き換えに次走は人気になるというハンデを背負う事になる。
次走買いになるのは今回のオニャンコポンの様にこのレースで力を発揮出来なかった実力馬になります。
一部のスターホースをのぞき、競馬は強い馬が勝つとは限らず、また勝った馬が強いともいい切れないもの。
馬場、展開、枠順、騎手の思惑で競馬の着順は大きく変わる。
だから競馬は面白い😏