京成杯見解。
京成杯見解。
コースは中山内回り2000mのCコース。
年明けから中山の芝はCコースに変わっている影響もあり、昨年の5回中山同様内を回った先行馬が圧倒的有利な状況は変わらず。
6F戦やマイル戦などの外回り戦はテンが早くなりやすいので、展開が嵌ると外差しが決まる事があるけど、内回り戦での捲り差しはほとんど決まらない馬場状況で4角外を回る馬は厳しい結果が待ち受ける。
昨年の京成杯は道中終始最内を回ったミルコが4角で内を空けてそこをルメールに突かれるという敗退行為のような失態。
今年も馬場状況はほぼ昨年と同じで、4角は如何に上手く内を捌くかが勝負になりそう。
今年は主張したい馬や前に行きたい馬が多いので昨年と違い前はそれなりにやり合いそうなので、好位〜中団で脚を溜めて4角外を回らない馬が勝ち負けしそうな気がする。
金杯から5日間中山に通っているけど、前が止まらないとはいえ、馬場はそれなりに凸凹があり固そうで高速馬場とは程遠い状態。
瞬発力タイプより、スピードの持続力を活かせるパワータイプ向きな馬場に思える。
個人的に今の中山の馬場を上手く乗りこなしていると思うのはミルコ、石橋、菅原、石川あたり。
ミルコはステラベローチェ騎乗の為中京へ。
石橋は騎乗馬無し。
菅原君は有力場のオニャンコポン。
前走のホープフルは出負けしてポジションを取りに行った結果失速。
今回は陣営から差しの指示が出てるみたいだけど、馬場を考えると裏目に出る気がする。
ヴェールフランスの祐介はフェアリーステークスで2番人気を内で揉まれた結果飛ばしてしまったので、メンタル面に不安を感じる。
去年はイン突きを決めたルメールだけど、基本前に壁を作って外に出す騎手なので、今年も1番人気のアライバル騎乗だけど、4角の立ち回りは読み辛い。
4角で積極的に内を狙いそうなのは岩田と和田。
テンダンスは多分右回りの方が合っているので、和田が有馬記念のディープボンドの競馬をイメージ出来ればテンダンスで行きたい。
本命はパドックの気配、毛艶、馬体重を見てから決めます。