NHKマイルカップ見解。
春の東京競馬場5週連続G1の先鋒
NHKマイルカップの見解になります。
東京競馬場のマイル戦は最初と最後の直線が長く、コーナーもフラットなワンターン競馬の為、馬の能力が反映されやすい設定ですね。
とは言え、近年最強マイラーのグランアレグリアが飛んだレースでもあります。
古馬になって東京マイルという舞台でアーモンドアイを負かした馬がなぜNHKマイルカップで負けたのか？
桜花賞から在厩調整での詰まったローテーションが原因だと思われますが、簡単に言えば馬の能力に対して気性の成長が足りなかったと言えます。
今回のマイルカップも古馬のG1とは違い気性面の危うさは充分に考慮して予想していきたいものです。
阪神もそうなんだけど、ワンターンのマイル戦は基本的に隊列が崩れ難いんですよね。
つまり内枠の差し馬と外枠の先行馬は競馬が難しくなります。
因みに昨日の土曜日、現地でトラックバイアスに注視していましたが、東京競馬場の芝は内埒沿いがとても綺麗で基本的に内を回る先行馬が有利な馬場に見えました。
これに展開を加味して予想を進めて行きます。
今年のマイルカップは昨年のバスラットレオンのように絶対に主張したい馬はいないですよね。
最後の直線が長いので基本的にどの馬も脚を貯めておきたい。
僕は今年のマイルカップはレースは流れずに馬群一団の実質7F戦のような瞬発力勝負になるとヤマを貼りました。
本命はキングエルメスと迷いましたが、
◎トウシンマカオにしました。
前走のファルコンステークスも本命にしましたが、直線は前壁で全く脚を使えない不完全燃焼のレース、そのおかげで今回は好枠に収まったのにも関わらず全くの人気薄。
1Fの距離延長は基本的にマイナス要素だけど、馬群一団の瞬発力勝負なら実質7Fなので、好位の内を回れるこの馬を再度見直したい。
超ハイレベルだった朝日杯も0.5差の6着なら左回りで好枠に収まり、朝日杯よりレベルが下がる今回は充分勝ち負け出来る算段です。
今回は輸送が無いのも有利なはずです。
対抗は○キングエルメスにしました。
おそらく力はトウシンマカオより少し上ですが、その分今回は人気を背負う事になる。
屋根は若い坂井リュウセイ、今回は人気というハンデが重くのし掛かるはず。
因みにキングエルメスは皐月賞でデシエルトを躓かせたマイ億君の本命馬らしいです。笑
３番手は▲セリフォス。
正直、▲セリフォスと△ソネットフレーズの力は抜けてると思うんですよ。
朝日杯水準のレースをされたらおそらくこの馬が勝つ確率1番高いと思うけど、追い切りの動きから朝日杯の出来には有らず、さらに今回は初めての関東への輸送なので、1番人気なら本命にはしたくないというのが素直な印象です。
因みにこのセリフォスは散々御託を並べた挙句、最終的にはいつも1番人気の複勝を買っては飛ばすストマックの本命です。笑
△はソネットフレーズとタイセイディバイン。
ソネットフレーズはさすがに本命には出来ないけど勝たれても仕方ない馬。
タイセイディバインも近2走の内容を思うと今回も割引材料は少ないので、枠順、気楽な人気薄での松若を考慮すれば大外に入ったダノンより買い要素は多いと思います。
インダストリアは不適正な弥生賞を使ってからの予定通りの本番。
昨年のシュネルマイスターと同じ様な使われ方で収まった枠もいいんだけど、昨日の傾向から外を回った馬は差して届かずなので、2番人気なら買いたくない印象。
ルメール→戸崎からのダミアンへの乗り替わりも正直鞍上強化とは思えない。
この馬に本気なら昨日の土曜日も府中で乗っていた気がします。
早目に外から動いて最後伸び切れずに終わりそうな気がします。
促してポジションを取りに行かない横山典である以上、最内に入ったマテンロウオリオンは相当に競馬が難しくなると思います。
トウシンマカオ本命は変えませんが、馬券の買い方はパドックを見てから決めます😤
4月30日(土)結果。
4月30日(土)の結果になります。
1R 3歳未勝利 ダート1400
クルールデュヴァン 2着 (1番人気)
2R 3歳未勝利 ダート1600
アウゲンブリック 6着 (2番人気)
3R 3歳未勝利 ダート1300
ペイシャワキア 4着 (3番人気)
4R 3歳未勝利 芝1600
コネイブル 8着 (7番人気)
5R 3歳未勝利 芝2000
アプリシティー 7着 (2番人気)
6R 3歳1勝クラス ダート1600
🎯複勝的中 1200円
7R 4歳上1勝クラス 芝2400
ゲンパチリベロ 5着 (1番人気)
8R 4歳上1勝クラス ダート1600
ブーケドフルール 6着 (11番人気)
9R 横浜ステークス ダート2100
シュルードアイズ 5着 (8番人気)
10R 府中ステークス 芝2000
グランオフィシエ 4着 (2番人気)
11R 青葉賞【G2】 芝2400
ロードレゼル 2着 (2番人気)
12R 4歳上2勝クラス ダート2100
ショウナンアーチー 4着 (2番人気)
12戦1勝
投資額 9200円
回収額 1200円
回収率 13%
【2022年 トータル】
投資額 306800円
回収額 230810円
回収率 75.2%
天皇賞春見解。
スピード化が進む近代競馬、大阪杯がG1に昇格して一層オワコン化が進む伝統のG1
春の天皇賞の見解になります。
色々と書きたい事はあるんですが、昨日の土曜日に東京競馬場に行って完全に風邪をひいてしまい現在も頭痛が酷いので、さっくり行きます。
最強世代と言われる明け4歳世代の菊花賞馬、タイトルホルダー、休み明けの日経賞を勝ち満を持して挑む春の天皇賞。
特に他に主張する馬もいないので、普通に考えてこの馬が有利なんですよね。
ただ、展開を考えた時にどうしてもこの馬を自力で捕まえに行かないといけない馬がいるんですよ。
そう、1番人気のディープボンドです。
僕、何度も言うんですけど、競馬の人気ってハンデだと思うんですよ。
人気を背負っている馬は＝ハンデを背負っていて軽ハンデ(人気薄)の馬よりもやらないといけない事が多いんです。
今回1番人気のディープボンドは昨年の菊花賞馬で2番人気のタイトルホルダーを自力で捕まえて勝たなければいけないと言う重いハンデを背負っているんですよ。
そしてそれは2番人気のタイトルホルダーも然りで1番人気のディープボンドに狙われると言うハンデを背負う事にもなるですよね。
タイトルホルダーの菊花賞は4番人気で可愛がられた結果で、ディープボンドの有馬記念2着も5番人気でノープレッシャーでの結果。
つまり今回の天皇賞春、定量戦にも関わらず、ディープボンドとタイトルホルダーは重いハンデ(人気)を背負う事になるですよね。
競馬で人気馬が負けるのって7割方そんな副作用の効果なんですよ。
ディープボンドもタイトルホルダーも強いのはわかってるんだけど、正直オッズほど信頼は出来ないというのが僕の印象。
話は無駄に長くなりましたが、僕の天皇賞春の本命は
◎ロバートソンキーです。
このロバートソンキー、僕の菊花賞の本命馬なんですよ。
因みに結果は9番人気で6着だったんですけど、最後の直線で鞍上の伊藤工真が苦し紛れに荒れた内に突っ込んじゃったんですよね。
あの時、ディープボンドとの着差は2馬身。
正直、今回のハンデ差を考えたら充分に埋められる着差だと思うですよ。
今回の天皇賞春、昨年に引き続き外回り→内回り戦なので、ディープボンドの仕掛けは早くなり、それに連鎖するようにテーオーロイヤルを含めた有力各馬の動きも早くなる。
ロバートソンキーのキャリアは僅か8戦でまだ底は見せていない上、今回出走馬唯一の条件馬。
1番軽いハンデを背負っているのはこの馬で、伊藤工真に菊の失敗を糧にする余裕が生まれれば充分勝ち負け出来ると思っています😤
青葉賞見解。
ダービーと同じ舞台、同じ距離で行われるダービートライアル
青葉賞。
元々は来週のメインレースNHKマイルカップの前身、NHK杯がダービートライアルの重賞でしたが、NHK杯がG1に格上げされた事によりそれを引き継ぐ形として重賞に格上げされたテレビ東京杯青葉賞。
ダービーで惜しい競馬はするものの、未だこの青葉賞からダービーを制した馬はいない厳しい立ち位置のG2トライアルレースであります。
今年も明らかにダービーを目標にしている馬が皐月賞で好走しているので、今年も残念ながらこの青葉賞からダービーを制する馬は出ないと思います。
見解になります。
昨日一日中雨が降り続きましたが、現在の府中の芝は
稍重みたいですね。
府中は中山と違い、陽射しが一日中馬場側を照らし続けるので、晴れていればダートはともかく芝はみるみる回復していくので、恐らくメインレースの頃は良馬場になっていると思われます。
問題は乾き切る前に内がどれくらい荒れるかという事になりそう。
先週の府中の芝の傾向は開幕週らしく、基本的に前で内を回った馬が有利に見えましたが、外差しが決まるレースもあったので、差しが決まるか否かは展開次第な気がします。
個人的に直線一気の瞬発力タイプより、スピードの持続力を武器にする機動力のある馬が合っている馬場な気がしています。
現在1番人気のレヴァンジルはまさに今の府中の馬場向きな馬に思えますが、この馬は展開的に他の有利各馬の標的になりそうな予感がします。
そして鞍上は今週から短期免許で来日しているダミアンさん。
このダミアン・レーン氏、個人的に1年目はめちゃくちゃ良かったんだけど、2年目が全く冴えなかったな...と言う印象なんですよね。
ダービーのサリオスも酷かったし。笑
恐らく馬の力以上に騎手で人気してしまうので、個人的にはコスパ的にレヴァンジルは本命にはしたくないと言うのが正直な気持ちです。
逆に単勝の魅力的にはまだ底を見せていなさそうな2番人気のプラダリアの方がそそられますが、この馬は関東への輸送が初めてなので、当日の気配と馬体重を見るまではなんとも言えない印象。
もし今年の青葉賞からダービー馬が出るとしたら、このプラダリアがここを完勝した場合に限られると思っています。
個人的に狙いたいのは再度川田に乗り替わるロードレゼル。
この馬はディープ産らしい爆発力は感じないけど、機動力があるタイプなので乗り手を選ぶ馬だと思っています。
機動力のある馬に動かせる川田。
今の府中の12F戦向きな人馬だと思います。
せっかくのテレビ東京杯、7番枠を引いたロードレゼルを本命にしたい気持ちは強いです。
レヴァンジルが勝ったゆりかもめ賞で僕が本命にしたのはグランシエロ。
あの時の府中はあからさまなトランポリン馬場だったので瞬発力に勝るグランシエロの直線一気に託しましたが届かずの3着。
レース自体が流れなかったので差し残しの弁解になるけど、あの時の馬場との比較で今回も差して届かずの未来が見え隠れしたりする。
エターナルビクトリは前走中山の1勝クラスで鮮やかな差し切り勝ちを決めたけど、あの日の中山はメインの中山牝馬ステークスを含め差しが決まりやすかった馬場なので、今回大きな上積みは個人的に期待出来ない。
夏場から長期休養明けのフリージア賞を勝ったジャスティンスカイ、レース自体は凡戦だったけど一度使われた上昇度は魅力的でこの馬もまだ底は割れていないので、パドックの気配次第では本命にしたい馬。
本命は今日の馬場の傾向とパドックの気配、馬体重を吟味した上で、プラダリア、ロードレゼル、ジャスティンスカイの中から選びます😤
4月24日(日)結果。
4月24日(日)の結果になります。
1R 3歳未勝利 ダート1400
ステラレギア 9着 (9番人気)
2R 3歳未勝利 ダート1600
ヤマニンフェリクス 13着 (5番人気)
3R 3歳未勝利 芝1400
サクラオーラ 6着 (1番人気)
4R 3歳未勝利 芝1800
サイモンバロン 2着 (2番人気)
5R 3歳未勝利 芝2400
ルヴェルディ 3着 (2番人気)
6R 3歳1勝クラス ダート1400
サカエショウ 5着 (4番人気)
7R 4歳上1勝クラス ダート1600
クインズミモザ 7着 (4番人気)
8R 4歳上1勝クラス 芝1600
アルファウェーブ 2着 (8番人気)
🎯複勝的中 2960円
9R 石和特別 芝1800
ドンナセレーノ 1着 (4番人気)
🎯単勝的中 1130円
🎯複勝的中 680円
10R 鎌倉ステークス ダート1400
ジュリオ 10着 (4番人気)
11R フローラステークス【G2】芝2000
ルージュスティリア 15着 (1番人気)
12R 4歳上2勝クラス ダート1600
フォーヴィスム 6着 (2番人気)
12戦2勝
投資額 9100円
回収額 4770円
回収率 52.4%
【2022年 トータル】
投資額 297600円
回収額 229610円
回収率 77.1%
フローラステークス見解。
3歳牝馬の頂点を決めるオークスへの出走権を賭けたトライアルレース
春のG1シリーズの谷間の日曜日、本来このフローラステークスの日の東京競馬場は
入場無料なんですが、コロナ禍の影響により、もちろんいつも通り抽選による有料入場になります。
そんな
フローラステークスの見解になります。
人気は
東サラの2騎が分け合っていますね。
ルージュスティリアは去年の新潟の新馬戦でスターズオンアースを完封した実力馬。
前走のチューリップ賞はド派手に出遅れた上、直線進路を確保出来ずに6着。
正直1番強い競馬をしたのは間違い無くこのルージュスティリアでここは抜けた1番人気になっても良さそう。
問題は前走のような出遅れと輸送だけど、相手は弱くなる上に一度使われた上積みを考えるとここはこの馬を中心に考えた方が無難な気がします。
オークスでは1番人気になるかもしれない素質馬なので、この3点台のオッズは美味しい気がしています。
ルージュエヴァイユは前が止まらない中山で2戦続けて捲り差しを決めた女傑。
直線が長く広い府中への舞台変わりはプラスと捉えられている感じですかね。
ただ昨日の府中の芝の傾向だと前が止まりにくいので、最内から大外をぶん回す競馬でルージュスティリアに勝つのは個人的に難しい気がしています。
展開面やトラックバイアスを考えるとルージュエヴァイユよりパーソナルハイの方が面白そう。
府中ではナミュールに食い下がった先行力を持つ上、前走の桜花賞では中団からでも脚を使える新展開も見せつけた。
問題は激走した桜花賞から中一週での輸送競馬。
オークスの出走権を持っていない実力馬だけにこの出走は無理矢理感がヒシヒシと漂う。
ただこの馬はおそらく康太より吉田豊の方が手が合っている気がします。
個人的にルージュスティリアに勝つならこのパーソナルハイだと思っているので、パドックの気配と馬体重が重要なポイントになると思います。
パーソナルハイと並んでパドックを見るまで取り捨てを決められないのが新しいグランアレグリアことラスール。
前走は快勝したけど、低レベルの道悪の凡戦だっただけに評価し難いレースだった。
転厩初戦でレースセンスが問われる府中2000戦。
機動力はある馬なので、取り捨てはやはりパドックの気配次第な気がします。
本命はルージュスティリアの予定ですが、パドックの気配次第でパーソナルハイかラスールに変えるかも知れません🙄
